2005年12月23日

テキストの「幅」と「深さ」について 〜 テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)のテキスト選び

受験対策は、テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験であれ、情報セキュリティアドミニストレータ試験であれ、要するに合格点が取れるだけの知識とスキル、それに受験技術の習得が必要となる。そのための道具は、何も「教科書」「問題集」と名のついたものだけが対象ではない。とはいえ、まずは教科書である。

さて、教科書選びの視点には何が必要なのか。つまり、教科書に、何を求めるのか、どのような機能があれはいいのか、ということである。このテーマにあたっては、網羅性というものを重視したい。まず試験の「世界観」というか、全体の地図を見通せるか、である。

教科書に限らないが、こうした書籍には「幅」と「深さ」という要素がある。専門書は、ある意味、幅を極端に狭くして、深さを充分にとっている。しかも、ある程度深い部分から書き始めているわけだ。入門書は、幅は狭く、浅いところから書き始め、適当な深さでとどめている。では、教科書はどうか。基本的に、本試験での解答をイメージして欲しい。60%が合格点であれば、10の質問のうち6つを完璧に解答する戦略で行くか、10答えるが6割以上の内容を狙うか。現実的には後者がより現実的な方法ではなかろうか。であるならば、知識・スキルレベルで「空白」があることは、本試験に臨む際の大きなリスクとなる。

教科書は、まず全体像をきちんと押さえるために用い、不充分な部分は入門書(6割以上の知識であれば、専門書は必要ないかもしれない)で知識の充実を図るというのが、適切な作戦ではないか。

現実に、その教科書が世界を網羅しているかの吟味は、目次が参考になる。ただし、自分自身のなかに、既に世界地図がなければ吟味は難しい。その代用は、本来、試験機関が発表している「試験範囲」になるだろう。もっとも、情報セキュリティに限らず、ITにはトレンドというものがあるから、その部分の補完があればより良いということになる。余裕があれば、その部分はネットや雑誌の見出し(見出しで充分だと思う)でフォローすればいい。

後は受験勉強だが、
 全体の把握 → 対策の必要な部分、不要な部分、補完程度で済む部分の見分け → 知識の補充 → 演習問題で確認(教科書に戻っても良い) → 対策の繰り返し

こんな感じだろう。本試験で「まったく見たことがない」問題が出題される可能性もある。演習問題は最低7割、できれば8割以上の解答(午後問題は解答数ではなく完成度)を目指したい。
posted by tamaso at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 受験技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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